服を作る.着たい服を.
靴,服,鞄,小物,男が装うアイテムのデザインは,どれも似ている.
基本的なフォルムからの逸脱はなく,素材の善し悪しで価格が決まる.
女性のワンピース,ギャザーにより,正面/横/後ろで表情が異なる.
子供用の靴は,ちっちゃいあの中にぎっしりと詰まった遊び心がある.
線が,装いを走る曲線が,自由である.
男物のシャツ,これは,ボタンシャツかT-シャツかポロシャツかだけ.
男物の靴や鞄,これは,極論をすれば革の世界.パンツはパンツだけ.
線は規制的で自由はない.長年使う褪せや風合いを楽しむ根気が必要.
特に不満があるのは,シャツ.店先でピンと来るデザインは,皆無だ.
なので,素人が伸びをして「着たいと思い描くシャツ」を描いてみる.
- デッサン
デザインの大枠を示す.
生地 |
紺を基調としたしなやかなコットンジャージ |
コンセプト |
浴衣とラップドレスの間の子
胸がはだけない程度の位置(インナー不要)で重ね,服と同じ生地の柔らかな紐(ボー)で腰の脇を軽く結ぶ.そうすると生地の皺が寄って,より軽やかに,しなやかに見える
ボーを外して気軽に羽織っても着られる気軽さ |
丈 |
袖丈は肘と手首の間(長袖を軽くまくった)くらい
裾丈は股下を目処に(下には薄出薄水色のジーンズか,白系のサテンのパンツを履く) |
イメージ図を描く.

- パターン
1.のイメージは,手持ちの浴衣の縫い目を観察したところ,大きな
3つのパターンを縫い合わせることで作れそうである.
前のパターンとして,同一のものが2枚.

後ろのパターンが1枚.

最後に腰紐(ボー)が1本.

寸法は,手持ちの浴衣から概算で計っているが,縫い代などの細
かな計算は出来ておらず,大分怪しいか.
表布は,120×300cm(幅)あれば十二分と言ったところだろうか.
[ 参考資料 ]
・STYLE BOOK 2007(盛夏号)
- 作成
せっかくなので実際に作りたいところ.
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